June 27th, 2014

なによりもうれしいもの。

先日の結婚式での、一幕。

新郎様の、締めのご挨拶は和服でびしっと決めたいというご希望で、
新郎様が紋付袴、新婦様がカラードレスにお色直しをされていました。

外でのご挨拶のために、一度パウダールームに戻ったあと、
あらためて外に出るときの新婦様とのやりとり。

わたし  「じゃあ、いきましょうか!ブーケ、忘れずに持ってくださいね」
新婦様 「OK!」
わたし  「あ、ブートニアは持たなくっていいですよ」
新婦様 「・・・いいの!」
わたし  「じゃあ、せっかくだから、一緒に持っていきましょうか」

新婦様が持つブーケとおそろいでつくった、
お色直しされる前の新郎様タキシード用のブートニアが、
出番を終えてパウダールームに残されていました。
それを新婦様がブーケと一緒に持って締めのご挨拶へ。

せっかくのお花だから一緒に持っていたいよね、うんうん、
なんておもっていたら。

ご挨拶をされ、ゲストの方々をお見送りされる直前。

「はいっ!」

新婦様がわたしのスーツの胸元に、ブートニアをプレゼントしてくれました。

突然のことでびっくり。
お二人の大事なお花をプレゼントしてもらえるなんて!
まったく想像していなかったサプライズプレゼントに、
感動しておもわず涙ぐんでしまいました。

サービス精神旺盛の新郎新婦様、
挙式・披露宴も、サプライズや楽しいことがいっぱいでしたが、
おもわぬプレゼントを頂きわたしも一緒に、
サプライズされる方のおどろきやうれしさを味わわせて頂いてしまいました。

披露宴がお開きとなったあと、
スタッフのわたしにまで、たくさんのご列席者の方々が声をかけてくださり、
ゲストのみなさんにたのしんで頂ける結婚式のお手伝いができたことを
とってもうれしく感じました。
さらに、
結婚式の後の二次会でも、いい結婚式だったとの声が多かったということを聞いたり、
後日、ご列席者の方からハイジの村に、いい結婚式だったとの声が届いたりと、
もうほんとに感無量。

このうれしさを忘れないようしっかり刻みつけて、
これからもお二人やゲストのみなさまによろこんでもらえる結婚式になるように
お手伝いしていきたいなとおもった一日でした。

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ふく